マダムチヨコの
レストラン&ワインの散策 

   No.2 

Tasting with Mr.&Mrs. Biondi-Santi  
ビオンディ-サンティご夫妻を囲んでのワイン試飲会

訪問日:2000年10月


Biondi-Santiの看板が置かれたエノテカ広尾本店の地下入口

 

広尾のワインショップ・エノテカで、イタリアのトスカーナ地方のDOCGワイン、ブルネロ・ディ・モンタルチーノを生産しているBiondi-Santi家の6代目オーナーご夫妻を囲んでの試飲会に参加する機会がありました。

Biondi-Santiのワインの一つ、Sassoalloroはお値段(¥2600〜)からは考えられないほど香りとこくのある素晴らしい味で私の大のお気に入りなのですが、ご夫妻にそのことを話すと大変喜んでくださいました。SassoalloroはBiondi-Santiファミリーの新しいラインのワインの一つなのだそうですが、日本語で盾という意味で、槍のShidioneと対になっているというのは初めて知りました。

また、この日の昼にF1日本グランプリの予選があったのですが、イタリアのフェラーリがPPをとったと主人が話すと夫妻は喜んで、本戦は何時からなのか?明日はTVの前に座らなくてはと笑っていらっしゃいました。

 

試飲したワイン

1968 BRUNELLO DI MONTALCINO RISERVA BIONDI SANTI
1988 BRUNELLO DI MONTALCINO RISERVA BIONDI SANTI
1994 BRUNELLO DI MONTALCINO RISERVA BIONDI SANTI
1995 ROSSO DI MONTALCINO ANNATA BIONDI SANTI
1994 SCHIDIONE BIONDI SANTI
1997 SASSOALLORO BIONDI SANTI
1994 RIVOLO BIONDI SANTI
1994 BRUNELLO DI MONTALCINO VILLA POGGIO SALVI
1996 LAVISCHIO VILLA POGGIO SALVI
1997 MONTEPAONE CASTELLO DI MONTEPO

 

まず、このなかでは唯一の白ワイン、RIVOLOは6代目当主ヤコポさんから直接グラスを頂きました。また、VILLA POGGIO SALVIは奥様のご実家のワイナリーなのだそうで、お二人からそれぞれのボトルにサインを頂きました。我が家のお宝にしたいと思います。

さて、試飲の方ですが、初めて飲むぶどうの品種ブルネッロは100年の熟成に耐えるという言葉から想像していたより軽めで繊細な感じでした。3本のリゼルバについては、1994と1988は似ていますが、若干1988の方がふくよかでSASSOALLOROの香りに似ており、私の好みでした。1968については、古酒らしい色・味でした。(私は古酒は苦手なのです)


参加者にグラスを手渡す気さくな6代目当主


サインをするご夫妻

ところで、ご夫妻はご覧の通り、上品でハイソな雰囲気漂う美しいイタリアンマダムと恰幅のよいイタリア紳士で、思わず見とれてしまいました。それでいて、ユーモア交えながら楽しくお話になり、ワインもさることながら、私のマダム修行にもよい勉強になりました。

 


ご夫妻のサインを頂いたボトルです

 

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