マダムチヨコの
海外散策
No. 2
イギリス ロンドン郊外
(2003年7月)
オルソープ Althorp を訪ねて
イギリスに来たからには、私にはしなければならないことがあります。ダイアナの育った家、そしてお墓のあるオルソープを訪ねること。オルソープの邸宅は代表的なマナーハウスでもあり、壁一面に肖像画が飾られた大階段室(Saloon)は、昔から私の憧れの場所の一つでした。
最初は邸宅内での食事付きの日本人向けバスツアーで訪問する予定だったのですが人数不足でキャンセルになってしまいました。期待が高かっただけに残念。もう日本人はダイアナのことは忘れてしまったのでしょうか?
でも、そんなことではめげない私達、レンタカーを借り、地図とニラメッコしながら、いざオルソープへ出発。
幸運にもレンタカーはマナーハウス 訪問に相応しくメルセデスでした。 |
|
|
|
|
ロンドンを出発して一時間余り、オルソープに到着です。まずは駐車場から門までひと歩き。入場料を払って中に入ります。門から建物までは、また15分ぐらい歩かなくてはなりません。敷地内は牧場となっており、絵に描いたような英国貴族のカントリーハウスの風景を眺めながら、そして、牛の落し物にも気をつけながら歩きつづけると、やっとStable Block(馬小屋)に到着です。
やっと辿り着いた先にダイアナ展示室 (かっての馬小屋)があります。 |
ダイアナ展示室の入口 (Diana: a Celebration) |
展示室にはカフェやギフトコーナーも あり、多くの観光客がいます。 |
かつての馬小屋(Stable Block)と 言っても、かなりの立派な建物です。 |
かっての馬小屋は今はダイアナの展示室となっており、洗礼の写真、楽しく踊る少女時代の映像(当時、映画フィルムは相当高かったことでしょう)、通信簿、パスポート、沢山のドレス、そして世界各国からおくられた哀悼の手紙が飾られていました。
|
|
カフェで疲れを癒した後、スペンサー家のお屋敷The Houseに向かいました。お屋敷の中は、聞きしに勝る豪華な内装ですが、写真を撮る事はできません。公開されていない時期は今でも使われているとのことで、スペンサー家の人々が暮らしている息遣いがどことなく感じられる印象です。大階段室にはもちろんダイアナの絵も飾られていました。
|
|
|
The Templeにはウェッジウッドによる
遺影が飾られています
そして、邸宅の見学の後、Round Ovalと呼ばれている場所を訪れました。Ovalのなかには池があり、その中の島にダイアナは埋葬されています。その場所には目印として白い壷が載った石柱が建てられています。Ovalの後方にはかつてはサマーハウスがあったそうですが、弟のスペンサー卿がThe Templeと呼ばれる献花所に建て替えました。
このThe Templeの前でダイアナへの祈りを捧げ、私のダイアナ追悼もようやく終わったようです。
ウィンザー城
ウィンザー城の象徴 Round Tower |
衛兵の立つ城内 |
いかにもお城という雰囲気です。 |
写真館の呼び込みのお姉さま達が 出口で待っていました。 |
1992年に大火災があったウィンザー城へは電車で訪れました。巨大なお城の全てが公開されているわけではありませんが、見所はたくさんあります。このお城も現在居住者がおられるそうですが、生活感は全く感じられませんでした。(当然ですよね)
F1ブリティッシュグランプリ観戦
|
シュワルツネガー様はシグナルタワー から御観戦。 |
|
|
|
意外と思われる方もいるかもしれませんが、実は私はF1ファンなのです。NY滞在中もモントリオールまでF1観戦に行く程ですから、シルバーストーン・サーキットも是非訪れたい場所の一つでした。予め現地出発のツアーに申し込んであったので、日曜日は朝早くからバスに揺られてお握りを食べながら一路シルバーストーンへ。
バスには専用レーンが用意されていましたので、渋滞も全く関係なくサーキットすぐ側の駐車場に着くことができました。会場内はレースカーの展示やグッズ販売の店が並び、賑やかでワクワクしてしまいます。スタート時にはシュワルツネガーが現れ、なんとコースの真上のシグナルタワーからのご観戦です。これにはビックリ。
レースの方はいろいろありましたが、予想通りフェラーリのバリチェロが優勝。ツアーバスでの優勝当てクイズの賞品(Mシューマッハの帽子)も頂いて、ロンドンへの帰路に着いたのでした。
モントリオールでは地下鉄が混んで大変だったのですが、シルバーストーンのF1バスツアーは本当に手軽に楽しめました。皆様も一度シルバーストーンでご観戦はいかがでしょう?
このHPへのリンクは自由です。
ご意見・ご感想がありましたら feedback@e−sansaku.comまでお便りください。Copyright (C) 2000-2006 Mme.Chiyoko / e-sansaku.com All rights reserved